太田金山 樹木散歩

アベリア(-)  スイカズラ科
ツクバネウツギ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
対生 低木 半常緑 広葉 2m 6月

分布

大正末期に渡来した園芸種。親水公園ほかに植栽されている。

樹皮

灰褐色で縦に裂ける。よく分岐し茂る。小枝は鮮やかな紅色で細毛が生える。

葉柄は2~3mm、葉身は2.5~5cmの卵形、先は尖り不規則な粗い鋸歯がある。

枝先に円錐花序を出し、多数の花を付ける。花冠は1.5~2cmの漏斗形で先は5裂、萼は基部まで普通5裂、衝羽根形の鍔片となる。花は白色、ふつうやや淡紅色を帯び、やや香気がある。雄しべは4個、雌しべは1個。花期は6~11月と長い。園芸品種で中国原産のシナツクハ゛ネウツキ゛とユニフローラの交配種。

萼片は残るが、結実しないとされている。

名前

アヘ゛リアは、19世紀の英国の植物学者のAbel(エイフ゛ル)にちなむ。

メモ

別名、ハナソ゛ノツクハ゛ネウツキ゛(花園衝羽根空木)。公園などの生け垣によく使われる。


アベリア樹皮
樹皮は縦に裂ける
16/5/19
アベリア新葉
新葉、小枝は紅色
16/5/24
アベリア蕾

16/6/9
アベリア花

枝先に円錐花序、花期は長い
15/8/22

アベリア花
花冠は漏斗形で先は5裂
15/8/22
アベリア花
萼も普通5裂
16/6/14
アベリア花 
雄しべ4個、雌しべ1個
16/6/25
 

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