太田金山 樹木散歩

アブラツツジ(油躑躅)  ツツジ科
ドウダンツツジ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 低木 落葉 広葉 3m 5月

分布 中部地方以北の山地に分布する。金山の八王子山山頂付近で見られる。
樹皮 樹皮は灰色で滑らかである。良く枝分かれする。
葉は枝先に輪生状に集まり、長さ2~3cmの倒卵形、両端は尖り、細かくて尖った鋸歯がある。葉裏は油を塗ったような光沢がある。 葉の表面の脈上には毛が生え、裏面には艶がある。紅葉する。
枝先に総状花序を出し、5~13個の5mmほどの緑白い花が下垂する。花序の軸は白毛を密生する。花冠は長さ5mmの球壺状で、先は5裂して反りかえる。
さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)は球形で垂れ下がり、赤褐色に熟し5裂開する。
名前 葉の裏が滑らかで油を塗ったようだということからきている。
メモ ドウダンツツジに似るが、花が総状に付き、葉が開いた後に花が咲くなどでドウダンと区別する。

アブラツツジ樹皮
灰色で滑らか
16/5/7
アブラツツジ樹皮
葉は輪生状
16/5/7
アブラツツジ花
花数は少ない
16/5/7
アブラツツジ花
球壺状で花冠は長さ5mmほど
17/5/3
アブラツツジ花
総状花序、5~13個の緑白い花が下垂する
16/5/7
アブラツツジ実

若い実
18/5/24

アブラツツジ実

さく果、赤褐色に熟す
16/8/14

 アブラツツジ葉裏
葉裏は光沢があり、つるつる
16/8/14
 アブラツツジ黄葉
黄葉
16/11/27
アブラツツジ実
赤褐色に熟すと5裂する
16/11/27 

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