分布 |
中部地方以北の山地に分布する。金山の八王子山山頂付近で見られる。 |
樹皮 |
樹皮は灰色で滑らかである。良く枝分かれする。 |
葉 |
葉は枝先に輪生状に集まり、長さ2~3cmの倒卵形、両端は尖り、細かくて尖った鋸歯がある。葉裏は油を塗ったような光沢がある。 葉の表面の脈上には毛が生え、裏面には艶がある。紅葉する。 |
花 |
枝先に総状花序を出し、5~13個の5mmほどの緑白い花が下垂する。花序の軸は白毛を密生する。花冠は長さ5mmの球壺状で、先は5裂して反りかえる。 |
実 |
さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)は球形で垂れ下がり、赤褐色に熟し5裂開する。 |
名前 |
葉の裏が滑らかで油を塗ったようだということからきている。 |
メモ |
ドウダンツツジに似るが、花が総状に付き、葉が開いた後に花が咲くなどでドウダンと区別する。 |