太田金山 樹木散歩

アカマツ(赤松)  マツ科
マツ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
束生 高木 常緑 針葉 30m 4月

分布

乾燥したやせ地にも耐え、山麓から標高2000mあたりの尾根筋や岩山などに自生する。金山南面、特に小八王子山南西面に自生。

樹皮

赤褐色で老木になると亀甲状に深く裂け、鱗片状に剥がれる。

葉身は7~10cm、短枝に2本束生、断面は半円形で2枚合わせると円形になる。

雌雄同株。新枝の基部に淡黄色の雄花を付け、先端に紫紅色の雌花を2~3個付ける。

球果は卵形で長さ4~5cm、下向きに熟す。種子は4~5mmで灰褐色で翼がある。

名前

赤褐色の樹皮が和名の由来。女松ともいう。

メモ   

古墳時代以降開発が進み原生林が伐採され、代償植生としてアカマツ林が成立。

江戸時代の金山の絵図には、金山全域がアカマツ林として描かれている。

松は神の依代、正月の松飾は神様に来ていただく目印。

マツノサ゛イセンチュウによる被害が甚大。

アカマツ樹皮
赤褐色、鱗片状に剥がれる
16/5/21
アカマツ樹形
アカマツ林
15/1/14
アカマツ新枝新葉
16/5/21
アカマツ雄花

新枝基部に雄花
16/5/23

アカマツ雌花
新枝先端に紫紅色の雌花
16/3/21
アカマツ実
卵形の実、褐色に熟す
16/3/21
 松ぼっくり
松ぼっくり
16/11/20
アカマツ苗木
マツノザイセンチュウに抵抗性のある苗木
16/3/21  
アカマツ切り株
安全上の理由で伐採、無残
16/3/11 
 

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