分布 |
乾燥したやせ地にも耐え、山麓から標高2000mあたりの尾根筋や岩山などに自生する。金山南面、特に小八王子山南西面に自生。
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樹皮 |
赤褐色で老木になると亀甲状に深く裂け、鱗片状に剥がれる。
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葉 |
葉身は7~10cm、短枝に2本束生、断面は半円形で2枚合わせると円形になる。
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花 |
雌雄同株。新枝の基部に淡黄色の雄花を付け、先端に紫紅色の雌花を2~3個付ける。
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実 |
球果は卵形で長さ4~5cm、下向きに熟す。種子は4~5mmで灰褐色で翼がある。
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名前 |
赤褐色の樹皮が和名の由来。女松ともいう。
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メモ |
古墳時代以降開発が進み原生林が伐採され、代償植生としてアカマツ林が成立。
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江戸時代の金山の絵図には、金山全域がアカマツ林として描かれている。 |
松は神の依代、正月の松飾は神様に来ていただく目印。
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マツノサ゛イセンチュウによる被害が甚大。 |