分布 |
山野にふつうに生え、林縁や伐採跡地などの明るい場所に多く見られる。金山山中にも普通に見られる。 |
樹皮 |
浅い割れ目があり灰褐色。成木は縦に長い菱形の網目模様になる。 |
葉 |
葉柄は10~25cmで赤みを帯びる。葉身は10~20cmの広卵形、先は鈍頭、基部は円形、全縁で波状になり3浅裂するものもある。葉が広がり始めても、先端部の葉は赤い。黄葉する。
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花 |
雌雄異株。花には花弁がない。雄花は枝先に長さ7~20cmの淡黄色の円錐花序、雄しべが多数あり球状に開く。雌花は短く固まって付き、花柱が3個、子房は紅色の星状毛が付き、柱頭は3つに分かれる。虫媒花。
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実 |
果実は蒴果で8mm程の扁球形、棘状の突起が密に生え褐色に熟す。熟すと3裂し、3~4個の直径4mmほどの黒色の種子を出す。
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名前 |
赤い芽が美しく、柏のように食物を乗せた。
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メモ |
若芽は紅色の毛が密生し、鮮やかで人目を引く。葉が広がり始めても、先端部の葉は赤い。
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