分布 |
低山地の照葉樹林内に自生。ときに、公園樹・庭園樹として植栽される。八王子山のハイキングコース沿いほか、金山に多数自生。
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樹皮 |
灰褐色、滑らかで皮目が多い。外皮は薄く、爪で軽く傷付けるだけで緑の内皮が現われる。
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葉 |
葉柄は1~2cm、葉身は薄く3~7cmの広楕円形。葉縁に低く鋭い鋸歯がある。
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花 |
雌雄異株。短枝の先に緑白色の花。雄花序は5~40個、雌花序は1~10個の花が束生。花弁・萼片とも4~5個。雄花は直径4mm、4~5個の雄しべが目立つ。雌花は中央に雌しべ、退化した雄しべが5個。
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実 |
雌株には実が付く。7mm程度の球形の核果で赤く熟す。中に4~5個の核が入る |
名前 |
青い内皮が和名の由来。
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メモ |
黄葉の美しさは見事。黄葉と果実の赤のコントラストも素晴らしい。
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黄葉はクロロフィル(緑)が破壊され、カロチノイド(黄)が生成されるため。 |