太田金山 樹木散歩

アオハダ(青膚)  モチノキ科
モチノキ属

葉の付き 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 高木 落緑 広葉 10m 5月

分布

低山地の照葉樹林内に自生。ときに、公園樹・庭園樹として植栽される。八王子山のハイキングコース沿いほか、金山に多数自生。

樹皮

灰褐色、滑らかで皮目が多い。外皮は薄く、爪で軽く傷付けるだけで緑の内皮が現われる。

葉柄は1~2cm、葉身は薄く3~7cmの広楕円形。葉縁に低く鋭い鋸歯がある。

雌雄異株。短枝の先に緑白色の花。雄花序は5~40個、雌花序は1~10個の花が束生。花弁・萼片とも4~5個。雄花は直径4mm、4~5個の雄しべが目立つ。雌花は中央に雌しべ、退化した雄しべが5個。

雌株には実が付く。7mm程度の球形の核果で赤く熟す。中に4~5個の核が入る
名前

青い内皮が和名の由来。

メモ

黄葉の美しさは見事。黄葉と果実の赤のコントラストも素晴らしい。

黄葉はクロロフィル(緑)が破壊され、カロチノイド(黄)が生成されるため。

アオハダ樹皮
灰褐色で滑らか
16/4/8
アオハダ新葉
芽吹き
16/4/8
アオハダ葉
新葉
16/5/6
オハダ雄花
雄花、雄しべが4~5個、花糸は白
16/5/9
アオハダ雌花
雌花、中央に雌しべ 、雄しべは退化
16/5/12
 
 アオハダ若い実

若い実
16/7/14

 アオハダ実

赤く色付いてきた
16/8/2

 アオハダ実

鮮やかな赤が美しい
16/9/1

アオハダ実

実、球形の核果
15/11/5

アオハダ実
赤と黄のコントラストが美しい
17/11/2
オハダ黄葉
黄葉

15/12/3
オハダ実
落葉しても赤い実が残る

15/11/19
 
 
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