分布 |
山野の樹林下に自生し、特に照葉樹林内に多く見える。金山のどこにでもある。陰樹のため、常緑樹林の中でも低木としてよく育つ。 |
樹皮 |
幼木の樹皮は光沢のある緑、成木になると灰褐色となる。 |
葉 |
葉柄は1~5cm。葉身は革質で光沢のある濃緑、8~20cmの長楕円で葉先上半分は鋭く粗い鋸歯がある。 |
花 |
雌雄異株。円錐花序に紫褐色の小花を付ける。雄花序は5~15cm、雌花序は2~5cm、雄雌とも1cmほど、花弁は4個で先端は尖る。雄花は雄しべが4個、葯は淡黄色、雌花は中央に花柱がある。 |
実 |
果実は赤い核果、2cmほどの卵状楕円形で光沢がある。冬の果実が美しい。 |
名前 |
幹も葉も青い木の意味。 |
メモ |
果実が枝についている期間が長く、しばしば花と果実がいっしょに見られる。 |