分布 |
山地の落葉樹林内に自生。 |
樹皮 |
樹皮は暗白色で滑らか。生長とともにひび割れるものもある。 |
葉 |
葉柄は1~3cm、葉身はやや厚く5~15cmの広卵形、全縁。2~3裂し裂片は鈍頭。3行脈で基部付け根から分岐、葉先は3山。葉表は緑、葉裏は帯白緑色。鮮やかな黄色に黄葉する。 |
花 |
雌雄異株。開葉前に黄色の花が散形状に集まった花序が数個付く。花序は無柄。雄花、雌花とも花被片は6個で楕円形。 |
実 |
果実は8mmほどの液果、赤から黒紫に熟す。種子は淡褐色で球形。 |
名前 |
「檀香」は「ビャクダン」の漢名。「檀香梅」は、もともとはロウバイの品種のひとつの名であったものが転用されたものとされる。 |
メモ |
別名のウコンバナ(鬱金花)は、黄色の花がたわわに咲く様子を見立てた |
芳香があり、楊枝や細工物に利用される。 |