群馬周辺 野草散歩

エビネ(海老根)  ラン科
エビネ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 根生 淡紅/白色 4~5月 30~50cm

分布 山野の落葉樹林内に生える。
茎の太さは3~5mm程で2~3個の小さな苞がつく。
葉は2~3個根生し、長さ15~30cm、花茎を包む。常緑。
多数の花が総状に付く。花は普通萼片3個と側花弁2個が暗褐色で唇弁が淡紅白色だが、ときに萼片、側花弁が淡緑色、唇弁が淡黄白色のものがある。色の変化が多い。唇弁は大きく3裂し、中裂片はさらに浅く2裂する。花の中心の白い部分がずい柱。ずい柱は雄しべと雌しべが合着して1個の柱になったもの。
菌根菌(木材腐朽菌)に依存する微小な線状の埃種子で多数あり、風によって散布される。
名前 地中に球状の偽鱗茎があり、これが横に連なっている形をエビに見立てたもの。
メモ 

エビネ花

17/5/18
エビネ葉 
葉は常緑、冬の間も見える

19/4/4
エビネ花 
葉は2~3個根生

17/5/18 
エビネ花
唇弁は3裂、中裂片はさらに2裂
18/5/7 
エビネ花
萼片3個と側花弁2個は暗褐色
18/5/7

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