太田金山 樹木散歩

エゴノキ(えごの木) エゴノキ科 
エゴノキ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/広葉 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 高木 落葉 広葉 8m 5月

分布

雑木林などに生える。金山山中に普通に見られる。

樹皮

樹皮は平滑で淡黒色。

葉柄は3~7mm、葉身はやや薄く4~8cmの卵形(菱型)、葉先は鋭頭または尾状の長い鋭尖頭、低く波状の鈍鋸歯がある。葉表は濃緑でやや光沢。葉裏の脈腋に毛がある。縁は全縁または浅い鋸歯がある。

新枝の先に白花の花を1~6個下垂。花柄は長さ2~3cm、花冠は直径2.5cm、5深裂する。雄しべは10個、花柱は雄しべより長い。

果実は蒴果、1cmほどの緑白色の実が垂れ下がる。9月頃褐色に熟し果皮が割れ、種子を1個出す。果皮はサポニンを含み魚毒性がある。

名前

果皮を口にするとエゴイ。

メモ

枝先に緑白色の猫の足のようなものが付くことがある。エゴノネコアシと呼ばれる虫えいでアブラムシが寄生したもの。

果実は洗濯に使用された。別名セッケンノキ。


エゴノキ樹皮
樹皮は黒褐色
16/4/20
エゴノキ蕾

16/4/27
 エゴノキ蕾
沢山の蕾が垂れ下がる
15/5/7
 エゴノキ花
長い花柄の先に白花、花冠は5深裂
16/5/9
エゴノキ花
樹冠が白一色になる
15/5/14
エゴノネコアシ
エゴノネコアシと呼ばれる虫こぶ
17/7/17
エゴノキ実
褐色に熟す
15/8/21
エゴノキ実
沢山の実が付く
15/8/21
エゴノキ黄葉
黄葉
16/10/3
エゴノキ種子
褐色に熟し、種子が出てきた
16/10/31
  

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