太田金山 野草散歩

フジカンゾウ(藤甘草)  マメ科
ヌスビトハギ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 互生 淡桃色 8~9月 50~120cm

分布 山野の林下に生える。金山南面などに見られる。
茎は直立または斜上し、茎や葉の両面など全体にまばらに毛がある。
葉は小葉が5~7枚の奇数羽状複葉で、小葉は長さ8~16cmで卵形または長楕円形。托葉は線形で長さ7~8mm。
花は総状花序で蝶形花を多数つける。淡い桃色の花を50cmほどの長さに咲かせ、下部から咲いていく。翼弁より竜骨弁が長い。萼は小さく5浅裂し有毛。
実はくびれのある節果、長さ8~10mmの柄があり1~2節、節間は長さ10~13mm、表面は単鈎毛があってよくものにくっつく。ひっつき虫。
名前 花を藤に、草姿を甘草に見立ててこの名がある。
メモ

フジカンゾウ姿
花と葉
16/8/14
フジカンゾウ花
花は蝶形花
16/8/14
 フジカンゾウ実
実は節果でβ形
16/8/14


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