分布 |
日当たりの良い丘陵地から山地に普通に自生する。金山全域に多数自生する。
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樹皮 |
樹皮は灰褐色で滑らか。生長すると細かい裂け目が現れる。
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葉 |
1~3cmの葉柄、5~14cmの卵形または円形。先端は短鋭尖頭、基部は広い楔形。低く粗い鋸歯がある。表は濃緑、裏は淡白緑色、両面毛がある。紅葉する。
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花 |
花は両性花、小さな白花を多数付けた散房花序を出す。花冠は直径5~8mm、5深裂し平開、雄しべ5個で花冠から突き出る。
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実 |
果実は核果、直径7mm程度で赤く熟す。霜が降りると甘くなり食べられる。
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名前 |
中国名「莢蒾(キュウメイ)」に由来し、キュウメイ→カメ→カマ→カ゛マと転訛し、ス゛ミは「酸実(酸っぱい実)」に由来するのではないかという説がある。
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メモ |
枝葉は柔軟性があり、薪を束ねるのに使われた。
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