群馬周辺 野草散歩

ハバヤマボクチ(葉場山火口)  キク科
ヤマボクチ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 互生 黒紫色 10月 100~200cm

分布 日当たりの良い草地などに生える。
茎は太くて硬く、紫褐色を帯びる。全体に白い雲毛がある。
茎の下部の葉は長さ10~20cmの三角形で基部はほこ形に張り出す。欠刻状の歯牙があり、裏面には白い綿毛が密生する。上部の葉は次第に小さくなり卵状三角形。
頭花は直径4~5cmで枝先に下向きに付く。花は筒状花で、黒紫色。総苞にくもの糸の様な白い毛が絡まる。総苞片は多列に並び、細くて先は尖り、開出する。花柱分岐の下に膨らみがあり、葯筒から花粉を押し出す。
痩果、汚白色の冠毛が付く。
名前 葉場山とは草刈り場のある山、火口とは火打石の火花を移しとるもの。葉の裏側の綿毛を集めて火口とした。
メモ 日本固有種

ハバヤマボクチ花

16/10/31
ハバヤマボクチ新葉
新葉、三角形で基部はほこ形
17/7/10
ハバヤマボクチ蕾
若い蕾
17/8/10
ハバヤマボクチ蕾

17/9/27 
ハバヤマボクチ花

18/10/8 
 ハバヤマボクチ花
花の大きさを蜂と比較
18/10/8 
  ハバヤマボクチ花
葯筒から花粉を押し出す
16/10/31 
 ハバヤマボクチ花
花径は直径4~5cm

16/10/31  
ハバヤマボクチ花
総苞片は細く、先が尖り、白い毛が絡まる

16/10/31  
 ハバヤマボクチ実
痩果

17/11/2

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