分布 |
カラタチ沢付近に見られる。
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樹皮 |
樹皮は灰褐色で皮目が散在、縦に浅く裂け、生長すると深く裂ける。
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葉 |
葉柄は0.8~1.5cm、葉身は8~15cmの楕円形、先は尾状の鋭尖頭、基部は楔形。葉縁には微細鋸歯がある。葉表は緑色でやや光沢がある。
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花 |
短枝の葉腋や枝先に2~3個の花を付け、花は始め白、次第に紅色に変わる。花冠は直径3~4cmの漏斗状で5裂する。花筒は1.5~2cmで上半分で急に鐘状に広がる。雄しべ5個、雌しべ1個で大きな柱頭が目立つ。
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実 |
果実は約3cmの円筒形の蒴果、11月頃熟して裂開する。
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名前 |
箱根に特別自生しているわけではなく、なぜ箱根なのかは不明。箱根にはニシキウツキ゛(二色空木)が多いらしい。
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メモ |
ニシキウツキ゛の花筒は上部に向かい次第に広がる。
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