群馬周辺 野草散歩

ハシリドコロ(走野老)  ナス科
ハシリドコロ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 互生 暗紫色 4~5月 30~60cm

分布 山中の湿った木陰に生える。
全体に毛がなく柔らかい。
葉は互生し、葉身は長さ6~18cmの卵状楕円形で、両面無毛。
葉脇に暗紫色の花が垂れ下がって付く。花冠は長さ約2cmの釣鐘形で、先は浅く5裂する。花冠の内面は淡緑黄色。外面は暗紫色、先は5裂。雄しべは5個、雌しべは1個。萼は緑色の鐘形で先は浅く5裂。
蒴果は球形で直径約1cm、萼が果実を包む。
名前 根茎がヤマイモ科のオニドコロに似ており、全草にアルカロイドを含み猛毒。誤って食べると、幻覚症状を起こし、走り回ることからこの名がある。
メモ 芽吹きはフキノトウと間違えやすい。

ハシリドコロ花

18/4/9
ハシリドコロ新芽
新芽、フキノトウと間違えることがある
19/4/4
ハシリドコロ蕾 

19/4/4
ハシリドコロ蕾 

19/4/4 
 ハシリドコロ花
花冠外面は濃紫色、先は浅く5裂
17/4/26
ハシリドコロ花
内面は淡緑黄色、雄しべ6個、雌しべ1個
17/5/24
ハシリドコロ実
花後、萼が成長し実を包む
17/5/10
ハシリドコロ葉
黄葉
18/6/18

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