太田金山 樹木散歩

ヒイラギ(柊)  モクセイ科
ヒイラギ属

葉の付き 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
対生 高木 常緑 広葉 8m 10月

分布

関東以西に分布。金山山中に点在、大光院には古木がある。

樹皮

幹が直立し、よく枝分かれする。樹皮は灰白色で細かくひび割れる。

葉柄は7~12mm、葉身は長さ3~5cmの楕円形、光沢があり厚くて硬い。若木は2~5対の大きな尖った歯牙、先は針状の鋭尖頭。成木は全縁、先は鈍頭となる。

雌雄異株で白色で香りのある花を葉腋に束生する。花冠は直径5mmほど、縁は4裂して、裂片は反り返る。雄花は雄しべが2個、雌しべの発達が悪い。雌花は花柱が良く発達する。

果実は核果で長さ1.2~1.5cm、翌年6月頃に紫黒色に熟す。

名前

ヒリヒリ痛むを意味する「疼ぐ(ひひらぐ)」が語源。疼木(ひひらぎき)。

メモ 

節分にヒイラキ゛の枝にいわしの頭を刺したものを魔除けとして飾る習慣がある。

 ヒイラギは2~5対、ヒイラギモクセイは6~10対の歯牙がある。

ヒイラギ樹皮
灰白色で細かくひび割れる
15/9/29
ヒイラギ葉
大光院のヒイラギ、全縁
15/9/29
ヒイラギ葉
幼木の葉、2~6対の歯牙、先は鋭尖頭
15/11/6
ヒイラギ花
雄花
17/11/28
ヒイラギ雄花
雄花
15/11/6
 
ヒイラギ雄花
雄花、雄しべ2個が目立つ
16/11/20
 
 
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