太田金山 樹木散歩

ヒイラギモクセイ(柊木犀)  モクセイ科
モクセイ属

葉の付き 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
対生 高木 常緑 広葉 7m 10月

分布

金山南面の四阿付近に植栽されている。

樹皮

樹皮は灰白色でコルク状の突起がある。枝は良く分枝する。

小枝の上部に多数の葉を付ける。葉柄は7~8mm。葉身は5~12cmの長楕円形、先は尖り、基部は鋭形。縁には6~10対の棘状歯牙があるが、時に全縁となる。表は深緑色で光沢がある。主脈は裏に突出する。

雌雄異株。日本には雄株のみ。葉腋や枝頂に直径0.8~1cmに白色の花が散形に付く。芳香があり、大変美しいが花数も少なく、 葉のかげであまり目立たない。花冠は4深裂し裂片は先が丸い。雄しべ2個、雌しべは退化している。

雄株のみが知られており、結実しない。

名前

葉が鋸葉でヒイラキ゛に似ているから。

メモ

ヒイラキ゛とキ゛ンモクセイの雑種。中国原産、日本に自生はない。生垣として植栽されることが多い。


ヒイラギモクセイ樹皮
灰白色でコルク状の突起がある
16/5/31
ヒイラギモクセイ葉
枝は良く分枝する
14/12/2
ヒイラギモクセイ葉
6~10対の棘状歯牙
16/5/31
ヒイラギモクセイ花
雄花、花冠は4深裂、雄しべ2個
15/10/5
ヒイラギモクセイ花
芳香があるが、花数が少なく目立たない
15/10/5
 
 
 
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