太田金山 野草散歩

ホウチャクソウ(宝鐸草) イヌサフラン科
チゴユリ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 互生 白色 4~5月 30~50cm

分布 丘陵の林内に生える。金山城の釘貫郭の西側等に自生。
茎は上部で分枝する。
葉は長さ5~15cmの長楕円形、先は尖り表面は光沢。葉脈が目立つ。
枝先に淡緑白色の花が2~2個垂れ下がる。花被片は2.5~3cmで合着せず、筒状に集まり、平開しない。花被片の基部はふくらみ、上半部は緑が濃い。柱頭は3裂、花被片と同長。
液果は1cmの球形、熟すと黒くなる。
名前 花を寺院の軒に下げる宝鐸に見立てた。
メモ 若芽に有毒成分を含む。アマドコロやナルコユリの若芽と似ており、注意が必要。ホウチャクソウは摘んだときに独特の臭気を発する。

ホウチャクソウ蕾
芽吹き
17/4/14  
ホウチャクソウ葉
新葉
17/4/14   
 ホウチャクソウ蕾

17/4/14  
ホウチャクソウ花
花と葉、枝は分枝する
16/4/25  
ホウチャクソウ花
花被片の基部は膨らみ、花先は緑が濃い
17/4/20  
ホウチャクソウ群落
群落
17/4/20
ホウチャクソウ花
雄しべ6個
17/4/20 
 ホウチャクソウ花
若頭は3裂
17/4/21 
 ホウチャクソウ実
若い実
17/6/9 
ホウチャクソウ実
紫色に熟した実
17/8/17   

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