分布 |
山地に多く、庭園にも植栽される。新田神社周辺に大径木がある。 |
樹皮 |
樹皮は淡灰褐色で、生長するにつれ浅い裂け目。
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葉 |
葉柄は2~4cm。葉身は3.5~6cmの円形、5~7深裂し不揃いの鋭い重鋸歯があり、5~7本の掌状脈がある。 |
花 |
枝先に複散房花序を出し、10~20個の花を付ける。1つの花序に雄花と両性花が付く。花は直径5~6mmくらい。暗紫色の5個の萼片と、5個の花弁をもつ。雄花の雄しべは8個で、中心に退化した雌しべをもつ。両性花は数少なく、花柱は先端が2裂し外に曲る。 |
実 |
果実は翼果、葉の上からかぶさるように実を付ける。分果は長さ1.5cm、翼はほぼ水平に開く。褐色に熟した翼果は風に舞い落下する。
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名前 |
イロハニホヘトと7つに裂けるものが多いことから。カエデは蛙手。 |
メモ |
紅葉はまず先端の日当たりの良い方から色づく。 |