太田金山 樹木散歩

イタヤカエデ(板屋楓)  ミズキ科
アオキ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
対生 高木 落緑 広葉 20m 4月

分布

山地に谷間などに多く生える。水道公園付近に公園樹として植栽されている。

樹皮

幼木の樹皮は暗灰褐色で縦に筋が入る、成長に従い縦に裂け目が入る。

葉柄は3~13cm程度。葉身は7~15cmの扁円形、5~7裂片に分かれ、裂片の先端は尾状に鋭く尖る。対生で全縁。秋には外側から徐々に黄葉する。

雄花と両性花を混生させた複総状花序を出し、10~50個の黄緑色の小花を付ける。花弁、萼片とも5個。雄花の雄しべは8個、両性花の雄しべは0.5mmと短い。

果実は翼果で直角または鋭角に開く。二つで一の果実。熟すと一つずつに分かれ、やがて風の力でひき離される。

名前

板葺き屋根の意。葉がびっしりと生い茂り雨宿りできるほどになる。

メモ 

メープルシロップが取れる。

 変種・品種が多い。

イタヤカエデ樹皮
樹皮は灰褐色
16/4/12
イタヤカエデ花
黄緑色の複総状花序
16/4/12
イタヤカエデ花
雌花と両性花、花柱は2裂する
16/4/12
イタヤカエデ黄葉

新葉、5裂する
15/4/30

イタヤカエデ実
実、ほぼ直角に開く
15/10/13
イタヤカエデ黄葉
黄葉する
14/11/23
 イタヤカエデ黄葉
黄葉した葉と実
16/11/18
イタヤカエデ黄葉
黄葉
16/11/18
 
 イタヤカエデ実

16/11/27
 
 

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