群馬周辺 野草散歩

イワウチワ(岩団扇)  イワウメ科
イワウチワ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 根生 淡紅色 4~5月 30~90cm

分布 山の北尾根など日陰の岩場に多い。
根茎が地中を這って、ところどころから葉がかたまって出る。
葉の長さと幅は2.5~7cmで、広円形で先はややへこみ、長さより幅が広く、基部は心形またはくさび形。縁に波状の鋸歯がある。質は厚く、光沢がある。
葉の間から5~15cmの花茎をたて、頂に淡紅色の花を1個つける。やや白色に近い株もある。花冠は直径2.5~3cmほどの漏斗状釣鐘形。基部まで5裂し、裂片の先には多くの切れ込みがある。雄しべは5個、その下部に仮雄しべが5個ある。雌しべ1個。萼片は5個で無毛、苞が3個。花弁はやがて、花茎から分離して落下する。
蒴果で球形になり、種子は長楕円形。
名前 岩地に生え、葉がうちわに似る。
メモ

イワウチワ花

20/3/25
イワウチワ葉
葉は広円形で、長さより幅が長い
20/3/25
 イワウチワ蕾

21/3/24
イワウチワ花
基部まで5裂、先には多くの切込み
20/3/25
イワウチワ花
雄しべ5個、雌しべ1個
20/3/25
イワウチワ花
萼片5個、苞3個
19/3/26
イワウチワ花後
花後
20/3/25 
イワウチワ花
白花もある
20/3/25  

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