分布 |
山地の木陰に生える |
茎 |
茎は下向きの短毛がある。 |
葉 |
葉は柄があり、長さ5~10cmの卵円形で鋭い鋸歯がある。先端は3裂し、中央裂片は亀の尾状に長く伸びる。 |
花 |
枝先の花穂に青紫色の唇形花を付ける。花冠は長さ9~11mm。上唇は反り返って浅く4裂し、下唇は船形。雄しべは4個のうち2個が長い。萼は5裂。 |
実 |
花が終わると萼片が花穂のように残る。種子は分果、萼に包まれる。 |
名前 |
葉の様子を亀の尾に見立てた。また、空海が山地に倒れていた修験者にヒキオコシの葉のしぼり汁を口に含ませると、たちまち元気になり、修行に向かったとのヒキオコシの名の由来がある。 |
メモ |
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