分布 |
北アメリカ原産。日本で育てられるようになったのは昭和30年代の終わりころからで、比較的歴史が浅い。子供の国などに植栽されている。 |
樹皮 |
暗褐色で、縦に細かく裂ける。1年枝は緑色。若枝は赤味を帯びる。 |
葉 |
小枝の先に葉を互生、あるいは不規則な輪生状に密生する。葉は厚みがあり、葉身は先が尖った7~10cmの楕円状被針形。全縁、側脈は見えない。表は濃緑、裏は黄緑。 |
花 |
枝先に多数の花を集めて傘状の大きな花房を作る。蕾は金平糖のよう。花は直径1.5cmほどの広鐘形で、花冠裂片は5個。花色は白~桃紅色で内側に紫色の斑点がある。花弁はやや厚い。雄しべは10個。 |
実 |
実は球形の蒴果で粘毛がある。 |
名前 |
「Kalmia(カルミア)」は、北アメリカの植物を収集したスウェーデンの植物学者ペール・カルム(1716~1779)の名前にちなむ。 |
メモ |
アセビ同様有毒成分を含む。 |