太田金山 樹木散歩

ケンポナシ(玄圃梨)  クロウメモドキ科
ケンポナシ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 高木 落葉 広葉 25m 6月

分布 山野の林内に自生する。
樹皮 暗灰色で網目状に縦裂する。材は木目が美しく建材に用いられる。
葉は左右2枚づつ互生することがある。葉柄は2~5cm、葉身は10~20cmの広卵形、先端は尖り、基部は切形。不揃いの低い鋸歯がある。紫の葉柄から直接出る3本の葉脈が目立つ。
集散花序に緑白色の小花を付ける。花弁、雄しべ、萼片とも5個。
直径7~10mmの球形の核果。花柄が膨らんで肉質になり、果実を包み込む。屈曲した果序軸は肥厚し、食べられる。
名前 諸説ある。病気におかされて曲がった指などを、テンボなどと呼んだことから、テンボノナシが転訛してケンポナシの名になったという説がある
メモ   見慣れない形の葉のため、ナンジャモンジャと呼ばれることもある。

ケンポナシ樹皮灰褐色、網目状に裂ける
18/7/3
ケンポナシ樹

18/8/14
ケンポナシ葉新葉
18/4/20
ケンポナシ葉
葉柄から出る3本の葉脈が目立つ
18/7/3
ケンポナシ花

18/7/3
ケンポナシ花
緑白色の小花
18/7/6
ケンポナシ実
若い実
18/8/10
ケンポナシ実
茶色部は梨のような味がする
18/10/23
ケンポナシ葉
2枚づつ互生することがある
16/9/30
ケンポナシ葉
黄葉
16/9/30
  

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