分布 |
山地に自生するほか、各地で植栽もされる。金山城実城域や金龍寺の境内など、各所に大木が見られる。
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樹皮 |
灰白色で滑らか、老木になると鱗片状に剥がれる。
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葉 |
葉柄は3mm程度、葉身は3~7cm狭卵形。葉先は長く尖り、基部は浅い心形で左右非対称。縁には鋸歯がある。黄葉する。
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花 |
雌雄同株。葉の展開と同時に開花。雄花は新枝の下部に数個ずつ集まってつく。雄花には4~6裂する花被と4~6個の雄しべがある。雌花は新枝の上部の葉腋にふつう1個、まれに3個ほど束生することもある。
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実 |
褐色の核果で稜角がある歪んだ球形。葉や枝と一緒に舞いながら落ちる。
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名前 |
けやけき木が由来。けやけきは「ひときわすぐれている」の意。
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メモ |
実は小枝が枯れて、枝葉と共に舞い落ちる。 |
京都のお寺(東本願寺・清水寺)はケヤキ材、奈良のお寺(法隆寺・唐招提寺)はヒノキ材。
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