太田金山 樹木散歩

ケヤキ(欅)  ニレ科 
ケヤキ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 高木 落葉 広葉 30m 4月

分布

山地に自生するほか、各地で植栽もされる。金山城実城域や金龍寺の境内など、各所に大木が見られる。

樹皮

灰白色で滑らか、老木になると鱗片状に剥がれる。

葉柄は3mm程度、葉身は3~7cm狭卵形。葉先は長く尖り、基部は浅い心形で左右非対称。縁には鋸歯がある。黄葉する。

雌雄同株。葉の展開と同時に開花。雄花は新枝の下部に数個ずつ集まってつく。雄花には4~6裂する花被と4~6個の雄しべがある。雌花は新枝の上部の葉腋にふつう1個、まれに3個ほど束生することもある。

褐色の核果で稜角がある歪んだ球形。葉や枝と一緒に舞いながら落ちる。

名前

けやけき木が由来。けやけきは「ひときわすぐれている」の意。

メモ 実は小枝が枯れて、枝葉と共に舞い落ちる。

京都のお寺(東本願寺・清水寺)はケヤキ材、奈良のお寺(法隆寺・唐招提寺)はヒノキ材。


ケヤキ樹皮
鱗片状に剥がれる
16/4/20
ケヤキ樹形
新田神社の大ケヤキ、樹形
15/3/14
 新田神社ケヤキ樹皮
新田神社の大ケヤキの樹皮
16/6/8
ケヤキ新緑
新田神社の大ケヤキ、新葉
16/4/8
 
ケヤキ葉
葉先は尖り、基部は心形で左右非対称
15/5/18
ケヤキ花
新枝下部の雄花と上部葉脇の雌花
16/4/15
ケヤキ実
実、核果で歪んだ球形、褐色に熟す
15/5/18
大手虎口ケヤキ深緑
大手虎口のケヤキ、新緑
16/5/2
ケヤキ紅葉
大手虎口のケヤキ、黄葉
14/11/30
ケヤキ黄葉
黄葉
16/11/1

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