太田金山 樹木散歩

キヅタ(木蔦)  ウコギ科
キヅタ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 つる性 常緑 広葉 10月

分布 金山山中の落葉樹に絡みついており、いたる所で見ることができる。
樹皮 樹皮は灰色で皮目が目に付く。多数の気根をだして、樹木や岩の上などにはい登る。つるは直径10cm以上になる。本年枝は緑。
葉柄は1.5~5cm、葉身は三角形状あるいは五角形状で、掌状に浅く3~5裂し、長さ3~7cm。花を付ける枝は3~5
cmのひし形状卵形で全縁波状で浅裂しない。
黄緑色の小花を多数付けた散形花序を枝先に出す。花序は直径2~3cm、花は直径1cm、花弁は5個で反りかえる。花盤は暗紫色。雄しべは5個、葯は黄色。
果実は8~10mmの球形の液果で赤紫色、先端に花柱を残し、翌年紫黒色に熟す。
名前 ツタよりも茎が木質なため。
メモ 別名、フユヅタ(冬蔦)。落葉するツタをナツヅタと呼ぶのに対し、冬でも葉が落ちないことから。

キヅタ樹皮
成木の樹皮
16/5/24
キヅタ葉
掌状に3~5裂
14/11/20
キヅタ花
花弁5個、反り返る
16/10/7
キヅタ花

花盤は暗紫色
15/11/5

 キヅタ葉

花が咲く枝は葉が浅裂しない
15/11/5

キヅタ実
先端に花柱を残す
16/4/17
 
キヅタ気根
気根

16/9/13
キヅタ実
紫黒色に熟す

17/3/31

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