分布 |
山地の渓流沿いや湿った林内に生える。 |
茎 |
全体無毛、枝分かれし茎をほぼ横に広げる。全草に毒性がある。 |
葉 |
葉柄があり、葉身は長楕円形で長さ4~8cm、先は鈍頭、粗い鋸歯がある。幼苗の頃には葉は黒っぽい斑点が付く。 |
花 |
花序は葉脇から下垂し、淡黄緑色で長さ3~4cmの花を細い花柄でつり下げる。花の太い袋状の部分は萼片の1個で、基部は距になる。花弁は3個、下方の2個は合着し唇弁となり、内面に赤褐色の斑紋がある。距はツリフネソウのように巻かず、わずかに下に湾曲する。 |
実 |
実は肉質の蒴果、刺激で中の種子をはじき飛ばす。 |
名前 |
花を帆掛け舟に見立て、細い花柄で吊り下げる様子から「釣り舟」、花色が黄色なので「黄釣舟」。 |
メモ |
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