群馬周辺 野草散歩

キツリフネ(黄釣船)  ツリフネソウ科
ツリフネソウ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
1年草 互生 黄色 6~9月 40~80cm

分布 山地の渓流沿いや湿った林内に生える。
全体無毛、枝分かれし茎をほぼ横に広げる。全草に毒性がある。
葉柄があり、葉身は長楕円形で長さ4~8cm、先は鈍頭、粗い鋸歯がある。幼苗の頃には葉は黒っぽい斑点が付く。
花序は葉脇から下垂し、淡黄緑色で長さ3~4cmの花を細い花柄でつり下げる。花の太い袋状の部分は萼片の1個で、基部は距になる。花弁は3個、下方の2個は合着し唇弁となり、内面に赤褐色の斑紋がある。距はツリフネソウのように巻かず、わずかに下に湾曲する。
実は肉質の蒴果、刺激で中の種子をはじき飛ばす。
名前 花を帆掛け舟に見立て、細い花柄で吊り下げる様子から「釣り舟」、花色が黄色なので「黄釣舟」。
メモ 

キツリフネ花

17/8/1
キツリフネ芽吹き
芽吹き
18/4/28
キツリフネ葉
幼苗、黒っぽい斑点が付くことがある
17/6/24 
キツリフネ花
葉脇に花序を付ける
17/7/21 
キツリフネ花
花弁は3個、下の2個は合着
17/8/23
キツリフネ花
内面に赤褐色の斑紋
18/9/3
 
キツリフネ花
距は下に湾曲
17/8/23
 
キツリフネ実
実は蒴果、はじけて種子を飛ばす

17/8/23 

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