太田金山 樹木散歩

コナラ(子楢)  フ゛ナ科
コナラ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 高木 落葉 広葉 15m 4月

分布

日当たりのよい山野に自生。金山城址の馬場郭、物見台北側斜面、西城郭付近にコナラ林が分布。馬場郭周辺より西側にコナラ・アカマツ混交林が広く分布。

樹皮

樹皮は灰黒色で縦に不規則な裂目、白黒模様。

芽吹きは銀色の新芽で輝き、煙るような白さ。葉柄は1~1.5cm、葉身は7.5~14cmの倒卵形で葉先で葉幅が最大、洋紙質。先は尖り、基部は楔形。表は濃緑色で光沢がある。裏は灰白色。葉縁はやや丸味を帯びて先の尖った粗鋸歯がある。側脈は12~14対。黄葉する。

雌雄同株。葉の展開と同時に開花。雄花序は長さ2~6cmの穂状で、新枝の下部に多数垂れ下がる。雄しべは4~6個、花被は5~7裂する。雌花序は短く、新枝の上部の葉腋からでて数個の雌花が付く。花は風媒で多量の花粉を生じる。

堅果。どんぐりは細長く殻斗は鱗片が鱗状に並ぶ。

名前

「小さな葉のナラ(楢)の木」という意味。

メモ

秋には茶褐色色に色付く。


コナラ樹皮
縦に不規則な割れ目
16/3/16
コナラ新葉
新葉
17/4/14
 コナラ遠景
煙るような白さ
15/4/17
 コナラ芽吹き
芽吹き
15/4/16
コナラ花

雄花序は垂れ、雄花は枝先に
16/4/6

コナラ葉
葉先で葉幅が最大となる
16/4/19
コナラ実
ドングリらしくなってきた
16/6/16
コナラドングリ
ドングリ
15/9/11
 
 コナラ実
ドングリ
16/10/3
 
 コナラ黄葉
黄葉
16/11/8
 
 ナラメリンゴフシ
ナラメリンゴタマバチが作る虫こぶ
19/5/6
コナラ林
コナラ林
15/1/15
 

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