群馬周辺 野草散歩

コオニユリ(小鬼百合)  ユリ科
ユリ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 互生 橙赤色 7~9月 100~200cm

分布 山地草原に生える。
鱗茎は小さく、白色。オニユリに似るが、茎はオニユリよりも高く、大きなものでは2mになる。オニユリに比べ、花の大きさが小さく、全体的にほっそりした感じ。
葉は披針形で長さ5〜15cm、多数つき、先端は尖り、柄はなく、茎を抱く。若い時には白い綿毛があるが、後になくなる。
花は茎の上部に2〜10個つき、下向きに咲く。花茎は直径10cm弱。花被片6個は披針形で上部が強くそり返る。内側に橙赤色の濃斑があり、雄しべが目立つ。
実は蒴果、種子にはひれがある。実は上を向く。
名前 花姿がオニユリそっくりで、オニユリより小さいことに由来。
メモ  オニユリには葉腋に珠芽(むかご)がつくが、コオニユリにはつかない。

コオニユリ花
花、下向きに咲く
17/8/10
コオニユリ蕾
蕾、茎や葉に白い綿毛がある
17/8/1
コオニユリ花
花被片6個、内側に橙赤色の濃斑がある
17/8/23
コオニユリ花
先は強く反り返る
17/8/23
コオニユリ花

17/9/13
コオニユリ若い実
若い実

17/9/13
 コオニユリ実
蒴果、実は上を向く

17/10/25
 

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