分布 |
山地の林内にふつうに自生する。子供の国展望台付近で見られる。
|
樹皮 |
樹皮は灰黒緑色で、縦に浅く裂け目が入る。
|
葉 |
葉柄は長さ1~3cmで、枝先に集中する。葉身は長さ6~
16cmの卵形。先は急鋭尖頭、基部はくさび形。全縁または低い波状鋸歯。表は濃緑で光沢、裏は薄緑色で毛がある。黄葉する。
|
花 |
花は両性花、黄白色の花を密に付けた直径8~14cmの散房花序を葉より高く出す。花弁は4個。雄しべは4個で花盤に付く。花柱は1個。花序の枝は花時は緑、果実が熟す頃は赤くなる。
|
実 |
球形の核果で紫黒色に熟す。果軸・果序は赤くサンゴのようになり、果実が目立つ。
|
名前 |
熊野地方に産するミツ゛キの意味。
|
メモ |
ミス゛キは互生で花期は5月。ミス゛キに比べ葉の幅が狭く、先が尖る。
|
幹の同じ高さから何本か放射状に出て斜上する。
|