分布 |
山地に生える。金山山中に普通に見られる。
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樹皮 |
樹皮は縦に不規則に割れ灰褐色(オレンシ゛)、割目の底は褐色。
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葉 |
葉柄は1~3cm、洋紙質で8~15cmの被針状長楕円形、表は濃緑で光沢がある。波状鋸歯があり、先は淡黄褐色の芒(針)となる。側脈は芒に繋がる。紅葉し、枯葉が冬も枝上に残存する。黄葉する。
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花 |
雌雄同株。葉の展開と同時。雄花序は黄緑色で長さ10cm程、穂状で新枝の下部に付き下垂する。雄花は杯形で直径2.5mm程。雌花は新枝の先に1~3個付き、花柱は3個。
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実 |
果実は堅果で2cmほどの球形、殻斗は細長い鱗片状(イソキ゛ンチャク)。2年目に熟す。
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名前 |
食の木(クノキ)、薪の木(クノキ)あるいは国の木(クニノキ)が転訛して「クヌキ゛」に。
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メモ |
くねった枝先に細かな枝の束を寄せ集めたような枝ぶりとなる。
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