分布 |
山地の草原や林縁に生える。 |
茎 |
茎は直立する。冬には大部分が枯れるが、茎の基部が木質化するため、茎の下部は残る。 |
葉 |
1回3出複葉で、長い葉柄をもつ。小葉は長さ4~13cmの卵形で3浅裂し、先端は鋭くとがり、縁には不揃いな粗い鋸歯がある。 |
花 |
茎の先端や葉腋から集散状の花序を出し、淡紫色の花を下向きに多数つけ、しばしば円錐状になる。細い鐘状になる4枚の花弁に見えるのは萼片で、花弁はない。萼片は長さ1.2~2cmで、基部は筒状になり、先端は反り返る。萼片の外面は白い短毛が密生する。雌雄異株。花には雄しべ、雌しべともあるが、その両方に機能があるとは限らず、雄花と雌花に分化している。筒部が長いのが雄花、短いのが雌花。 |
実 |
倒卵形の痩果で、花後、花柱が長さ15~20mmに伸び、羽毛状になる。 |
名前 |
葉がボタンを思わせることによる。 |
メモ |
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