太田金山 樹木散歩

クスノキ(楠)  クスノキ科 
ニッケイ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 高木 常緑 広葉 25m 5月

分布

暖地に自生、神社に植えられ古木が多い。新田神社の境内に植えられ巨樹となっている。金山青年の家付近にもある。

樹皮

灰褐色で細かく縦に割れる。

葉柄は15~25mmと長い。葉身はやや革質で6~12cmの楕円形。先も基部も尖る。3行脈が目立つ。

新葉の腋に円錐花序を作り、小さな黄緑色の小花をまばらに付ける。花被は円筒形で、上部が6裂する。雄しべが9個。

8mm程度の球形の液果。光沢のある黒紫色に熟す。果托は肥厚し杯形となり果実を乗せる。

名前 クスリノキ(薬の木)、クスシキ(奇し木)など諸説ある。
メモ  脈腋にダニ部屋があり、ダニの巣窟。

葉を揉むと樟脳の匂い。虫が寄り付かないので病害が少なく、巨樹・老樹となる。

 葉の寿命は1年。新葉が出ると旧葉は落ちる。

クスノキ樹形
目通り直径280cmのクスノキ
14/12/5
クスノキ新葉
4月ほとんどの葉が新葉になる
16/4/19
クスノキ蕾

16/5/7
クスノキ花
花被は円筒形、上部が6裂
16/5/7
クスノキ若い実
若い実、8mm程の球形の液果
16/8/15
クスノキ実
光沢があり、黒紫色に熟す
15/10/12
 クスノキダニ部屋

3行脈と脈腋のダニ部屋
15/1/15

 

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