太田金山 樹木散歩

マキバブラシノキ(ー)  フトモモ科
ブラシノキ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 低木 常緑 広葉 1.5m 5月

分布 オーストラリヤ原産、観賞用に栽培される。
樹皮 樹皮は灰褐色で木肌は粗く裂け、剥がれ落ちる。
葉身は長さ3~15cmの狭被針形で全縁、先は尖る。葉質は肉厚で硬く、中央脈だけが目立つ。葉はマキに似る。
花弁5個は緑色で小さく目立たないが、赤色の長い花糸が目立つ。穂状花序をなし、花序全体がブラシのように見える。花序の先から枝が伸びる。
果実は蒴果で枝全体を取り巻く昆虫の卵のように見える。2~3年前の果実が順に枝に付く。果実には粉状の種子が入り、森林火災が起こると割れて種子を放出する。
名前 花姿が瓶洗い用のブラシに、葉がマキに似ているため。
メモ 別名、キンポウジュ(金宝樹)、ハマキ(花槙)ともいう。英名はBottlebrush。

マキバブラシノキ樹皮
木肌は粗く、剥がれる
17/2/20
マキバブラシノキ葉
葉は狭披針形
17/2/20
マキバブラシノキ実
蒴果、中に粉状の種子が入る
17/2/22
マキバブラシノキ葉
新葉
17/5/11
マキバブラシノキ蕾

17/6/1

マキバブラシノキ花
雄しべは濃紅色で50個以上ある
17/6/14
 マキバブラシノキ花
花弁は5個
17/6/14
マキバブラシノキ花
雌しべが先に伸び、雄しべの花糸は畳まれている
17/6/14
 

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