太田金山 樹木散歩

マンサク(満作)  マンサク科
マンサク属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 高木 落葉 広葉 6m 2月

分布

日本固有種、関東以西に分布。庭木や公園樹として植栽される。金山駐車場南面の四阿付近にある。

樹皮

樹皮は灰色で皮目が目立つ。

葉柄は5~15mm、葉身は5~10cmの菱形円形でゆがむ、主脈に対し葉形・葉脈が非対称。葉縁は波状の粗い鋸歯。側脈は平行に斜上する。葉裏は葉脈上に毛がある。秋は美しく黄葉する。

奇妙な形をしている。前年枝の葉腋から出た花序軸に2~4個の黄色い花を付ける。萼片は暗紫色で4個。花弁も4個、少しよれて細長く紙細工のようで、長さ10~13mmの線形。雄しべ4個、雌しべは1個で2裂する。紅花のアカハ゛ナマンサク(赤花満作)もある。

約1cmの球形で蒴果、熟すと2裂し2個の黒い種子が音を発して遠くに飛び出す。

名前

早春、一番早く咲くので「まず咲く」。

メモ

枝は折れにくく、皮つきの枝条は強靱で、丸太を縛ると乾燥に伴い堅く締まる。合掌造りの丸太結束に使われる。


マンサク樹皮
樹皮は灰色、皮目が目立つ
16/4/29
マンサク葉と蕾
葉は非対称、粗い鋸歯がある
15/10/14
 マンサク花芽
蕾、尖った芽は葉芽
18/1/15
 マンサク花
花弁は4個、よれている
17/2/10
マンサク花満開

満開
16/2/18

ベニマンサク花
アカバナマンサク
16/2/16
アカバナマンサク花
アカバナマンサク
18/2/7
マンサク花
マンサク
16/2/18
 マンサク花満開
葉の展開
16/4/20
    マンサク実
直径1cmほどの蒴果
16/10/18
 
マンサク蕾
蕾が付いた
16/8/24
      
マンサク黄葉
蕾が膨らむ
15/1/15
       
 アテツマンサク花
中心部が黄色のアテツマンサク
18/2/24
       
 

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