分布 |
山地の林縁に生える。 |
茎 |
茎は直立して細く、上方で分枝する |
葉 |
葉は3回3出複葉で、小葉は倒卵形で多数あるが大きさは不揃い。質は薄く、油点があり、臭気がある。小葉の先は丸く、基部はくさび形。 |
花 |
枝先に集散花序をだし、白色の小さな4弁花を多数開く。花は直径5mmほど。雄しべは6~8個。花弁より雄しべが長い。雌しべは子房が深く4裂している。 |
実 |
実は長さ約3mm、分果は4個。4つに分かれ、中に数個の種子が入っている。 |
名前 |
草の姿が優しく、趣があることによる。 |
メモ |
葉裏にミカン科特有の半透明な油点(葉に散在する、油分を含んだ小点)がある。強い臭いがするため、昔は虫よけに使われた。 |