分布 |
丘陵や山地の林縁に普通に自生する。公園樹などとして植栽される。水道公園付近、子供の国などで植栽されている。 |
樹皮 |
樹皮は灰褐色、若木では縦に浅く裂け、老木は縦縞、あるいは網目模様になる。 |
葉 |
葉柄は0.5~2cm、葉身は革質で5~15cmの長楕円形、先は鋭頭、基部は広いくさび形。波状の細鋸歯がある。新枝は緑色。紅葉する。 |
花 |
芽鱗痕の腋から集散花序を出し、1~7個の小花を付ける。花は緑白色で直径1cmほど、花弁・雄しべは4個、花柱は長短2個。長いものは長さ1mm、短いものは突起状。 |
実 |
果実は直径1cmで倒三角形の蒴果で4稜ある。10月頃淡紅色に熟し、4裂して種子を出す。種子は橙赤色の仮種皮に包まれている。 |
名前 |
材質が強く緻密でゆがみなく、良くしなえるので、弓の材料として用いられた。 |
メモ |
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