分布 |
山地~亜高山帯に自生し、ブナと混生、あるいは純林を作る。子供の国などで見ることができる。 |
樹皮 |
樹皮は灰褐色、薄片状に剥がれる。若枝は淡褐色の絹毛がまばらに生える。 |
葉 |
葉柄はほとんどなし、葉身は洋紙質で5~20cmの倒卵形で大きな鋸歯、側脈は13~17対で側脈は鋸歯に繋がる。左右非対称、先端は短い、粗大な鈍頭または鋭頭の鋸歯。 |
花 |
葉の展開と同時に開花する。雄花序は長さ6.5~8cmで、雄花がややまばらに付いて細長い穂状となり、新枝の下部から数個下垂する。雌花序は短く、新枝の上部の葉脇から出て1~3個の雌花を付ける。 |
実 |
堅果。長さ2~3cmの長楕円形で、穀斗が深く、お椀型で下部が太い。 |
名前 |
伐採すると大量の水を噴出することから。 |
メモ |
材は高級家具や建築材、洋酒樽などに利用される。 |
ミズナラと言えばマイタケ。 |