分布 |
アメリカ原産。子供の国に街路樹として植栽されている。
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樹皮 |
直立した樹形で、樹皮は縦に深く裂ける。枝はコルク質が発達し、翼状に張り出す。
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葉 |
葉柄は4~12cm、長枝で互生、短枝で束生する。葉身は12~22cmで5~7裂、各裂片は卵状三角形で先が長く尖り、各裂片の縁には細かい鋸歯がある。基部から5~7本の掌状脈。各裂片は細かい鋸歯がある。裏面の主脈の基部には黄褐色の毛叢がある。秋には真っ赤に紅葉する。
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花 |
雄花序は総状に集まり長さ5cmほど。雌花序は直径10mm程、1個垂れ下がる。花に花弁はない。
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実 |
果実は蒴果が集まって集合果となり、直径3~4cmの球形。集合果は蜂の巣のよう、フウはイカ゛クリ。果実は年を越して春まで枝に残る。
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名前 |
フウの葉が3裂するのに対し、5~7裂してモミシ゛の葉に似るため。別名、アメリカフウ。
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メモ |
北米原産。公園樹・街路樹として植栽される。
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カエデの葉に似るが、カエデは対生、フウは互生。 |