分布 |
山野に自生。また、防風林として人家にも植えられる。金山城の大堀切東側斜面に目通り180cmの大木が自生。月の池南面にもある。
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樹皮 |
成木の樹皮は灰淡褐色で縦筋がある。樹形はケヤキのように箒状に広がる。幹の基部は板根性状となる。
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葉 |
葉柄は6~10mm、4~10cmの卵状被針形、先端は尾状に長く尖り、基部を除き整った鋸歯がある。黄葉する。
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花 |
雌雄別花。黄緑色の雄花は枝いっぱいに付く、雌花は上部に付くが目立たない。
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実 |
直径7~12mmの球形の核果、紫黒色に熟し甘い。
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名前 |
平安時代の「倭名類聚抄」に「椋」を「和名 無久」として現れています。
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メモ |
葉は両面ともざらざら、研磨剤になる。トクサで荒磨きし、ムクノキの葉で仕上げたという。
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根は深根性で板根を形成し、根が幹の基部からひだ状に肥大し、三角形の支持板を当てたようになる。
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