群馬周辺 野草散歩

ムサシアブミ(武蔵鐙)  サトイモ科
ナンテンショウ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 紫色 4~5月 15~30cm

分布 海岸や谷沿いなどのやや湿った林内に生える。
偽茎は淡緑色で直立し葉柄より短い。
葉は2個つき、小葉は3個、頂小葉は花時長さ15~30cm。
雌雄異株。花柄は葉より短く、長さ3~10cm。葉柄の間から花茎をだし、仏炎苞に包まれた肉穂花序をつける。仏炎苞は暗紫色か緑色まで変化があり、白い筋がある。筒部は長さ4~7cmで、口辺部は耳状に張り出し、舷部は袋状に巻き込む。花序の付属体は白い棒状。
液果。卵球形で朱赤色に熟す。受精しない部分は果実が付かない。
名前 仏炎苞を逆さまに見ると、馬具の鐙(あぶみ)に似ている。武蔵とは「武蔵国」のこと、「武蔵国の鐙」に似ていることから。
メモ  関東地方では数が少ない。

ムサシアブミ花

17/5/18
ムサシアブミ葉
3小葉
17/5/18
ムサシアブミ花
仏炎苞は暗紫色か緑色、白い筋
17/5/24
ムサシアブミ花
口辺部は
耳状に張り出す
18/6/8
 
ムサシアブミ花
花柄は葉より短い
17/5/18
ムサシアブミ実
液果、赤く熟す

18/10/25
ムサシアブミ黄葉
黄葉

18/10/25 
 

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