分布 |
海岸や谷沿いなどのやや湿った林内に生える。 |
茎 |
偽茎は淡緑色で直立し葉柄より短い。 |
葉 |
葉は2個つき、小葉は3個、頂小葉は花時長さ15~30cm。 |
花 |
雌雄異株。花柄は葉より短く、長さ3~10cm。葉柄の間から花茎をだし、仏炎苞に包まれた肉穂花序をつける。仏炎苞は暗紫色か緑色まで変化があり、白い筋がある。筒部は長さ4~7cmで、口辺部は耳状に張り出し、舷部は袋状に巻き込む。花序の付属体は白い棒状。 |
実 |
液果。卵球形で朱赤色に熟す。受精しない部分は果実が付かない。 |
名前 |
仏炎苞を逆さまに見ると、馬具の鐙(あぶみ)に似ている。武蔵とは「武蔵国」のこと、「武蔵国の鐙」に似ていることから。 |
メモ |
関東地方では数が少ない。 |