分布 |
山地や道端に生える。 |
茎 |
茎は四角形の断面で、下向きに屈曲する軟毛があり、分枝が多く、全体に強い香りがする。 |
葉 |
葉は長さ3~9cmの卵形で先は尖り、縁には鋸歯がある。 |
花 |
枝先に花穂を出し、淡紅紫色の小さな花をつける。花冠は長さ約5mmの唇形で、縁は細かく裂け、毛が生えているように見える。花の反対側に苞が整然と並ぶ。苞は中心部が最も幅広く、縁には短毛があるが、背面は無毛。 |
実 |
4分果。分果は長さ約1mmの狭卵形で茶色。この時期の匂いが最も強く、シソというよりシソの腐った香りが強烈。 |
名前 |
花穂が反り返り、花が片側につく様子をナギナタに例えた。香薷は漢名。 |
メモ |
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