太田金山 樹木散歩

ナンキンハゼ(南京櫨)  トウダイグサ科
シラキ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 高木 落葉 広葉 15m 6月

分布

子供の国駐車場にある。

樹皮

樹皮は灰褐色で縦に裂ける。

葉柄は2~8cm、葉身は革質で4~9cmのひし形状の卵形(おたふく)、先は尾状に長い鋭尖頭。全縁。美しく紅葉する。葉身の基部または葉柄に2個の腺体がある

枝先に長さ6~18cmの黄色の総状花序を作り、上部に多数の雄花、下部に1~数個の雌花を付ける。雄花は長さ2~3mmの柄があり、萼は皿状で3浅裂し、雄しべは2個。雌花は3mmほどの柄があり、萼は3裂する。子房は長さ約2mm、花柱は3個。

果実は蒴果で褐色に熟すと3分裂し、3個の種子を出す。種子は約7mmの広卵形。白いロウ質の仮種皮に包まれ、冬になっても果実の中軸についたまま残こり、花のようになる。

名前

南京から来たハセ゛ノキの意。ハセ゛ノキのように蝋が採取できる。

メモ 

ニシキキ゛・イロハモミシ゛と並ぶ紅葉する樹木。


ナンキンハゼ樹皮
灰褐色で縦に裂ける
15/11/11
ナンキンハゼ葉
菱形状の卵形
16/6/5
ナンキンハゼ花
蕾、枝先に総状花序を出す
16/7/1
ナンキンハゼ花
下部に雌花、上部に雄花が多数
16/7/8
ナンキンハゼ実
実は蒴果
16/8/15
ナンキンハゼ実
3裂し白い仮種皮に包まれる種子を出す
15/11/11
ナンキンハゼ実
白い種子
16/11/22
 
ナンキンハゼ紅葉
紅葉
15/11/12
 
 ナンキンハゼ紅葉
紅葉
16/11/22
 
 

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