太田金山 樹木散歩

ナツツバキ(夏椿) ツバキ科
ナツツバキ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 高木 落葉 広葉 15m 6月

分布 福島県、新潟県以西の丘陵地に自生。庭木として植栽される。
樹皮 樹皮は剥がれて灰褐色と赤褐色のまだら。サルスベリに似る。
葉柄は長さ3~15mmで太く、互生する。葉身はやや厚く膜質で4~10cmの楕円形、低い波状鋸歯がある。葉先は急鋭尖頭、表は無毛で緑色、裏はまばらに毛が生え淡緑色。紅葉する。網状脈が目立つ。
その年に生えた枝の葉脇にやや上向きに白花を付ける。直径約6cmほどの5弁花で、縁が波打ち、まばらに細かい鋸歯がある。花弁の基部は合生し、多数の雄しべとも合生する。
果実は直径約1.5cmの蒴果で、先は5裂、丸味を帯び先が尖る。
名前 古い時代に、仏教の聖木である「娑羅双樹(しゃらそうじゅ)」であると誤認された樹木。花がツバキに似ていて夏に咲くという命名。別名、シャラノキ。
メモ

ナツツバキ樹皮
灰褐色と赤褐色のまだら
17/3/5
ナツツバキ冬芽
冬芽
17/3/10
ナツツバキ葉
低い波状鋸歯があり、網状脈が目立つ
17/5/11
ナツツバキ蕾

17/6/1
 ナツツバキ花
花弁の縁に細かい鋸歯がある
17/6/14
ナツツバキ花
5弁花
17/6/14
 

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