分布 |
日当たりの良い乾燥した野原や河原に自生。金山城址線沿線、小八王子山等に自生している。
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樹皮 |
樹皮は淡褐色で皮目が目立つ。枝は太く、樹冠は横に広がる(箒状樹形)。
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葉 |
2回偶数羽状複葉の葉。葉の長さは5~15cmの楕円型、3~13対の羽片が対生。羽片には15~30対の小葉、小葉は無柄で10~17mmの狭卵状楕円形、側脈は片側のみ。夜になると葉は垂れ下がり、小葉を閉じる。黄葉する。 |
花 |
日没前に開花する。枝先に10~20個の花が集まる頭状花を付ける。花弁は長さ7~9mmの漏斗型、雄しべは多数、花糸は淡紅色で長さ3~4cm、雌しべは白色で1個、雄蕊より長い。
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実 |
果実は豆果、長さ10~13cm、褐色に熟す。
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名前 |
夜になると、葉が合わさって眠る。この就眠運動が「眠りの木」→「ネムノキ」の由来。
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メモ |
根粒菌を持ち空中の遊離窒素(N2)を固定。
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伐採跡地や崩壊地、造成斜面などの明るい場所によく生える。
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