分布 |
山地の林内に生育する。カラタチ沢付近で見られる。 |
樹皮 |
黒褐色で滑らか。老木は縦に裂ける。 |
葉 |
葉は長さ15~25cmの奇数羽状複葉。小葉は4~6対で、長さ4~8cmの卵状楕円形。先は尖り、基部は左右不揃いで、縁には細かな鋸歯がある。枝葉には苦味がある。黄葉する。 |
花 |
雌雄異株。葉脇に集散花序を出す。花序は2~4回分岐し、雄花序には30~50個、雌花序には7~10数個の黄緑色の小花を付ける。花弁は4~5個、長さは雄花が約2mm、雌花が約3mm。子房は4〜5個、柱頭は4〜5裂する。 |
実 |
核果、2~4個の分果で9月頃に緑黒色に熟す。 |
名前 |
全株に強い苦みがあり、ニガキの名が付いた。 |
メモ |
樹皮を乾燥させたものは生薬の苦木。 |
材は緻密で曲げ物に使われる。 |

黒褐色、老木は縦に裂ける
16/5/10 |

新葉、奇数羽状複葉
17/5/3 |

蕾
17/5/3 |

雌花序、花弁5個、柱頭は4~5裂する
16/5/6 |

若い実
17/5/21 |

核果、緑黒色に熟す
16/7/14 |
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