太田金山 樹木散歩

ニセアカシア(贋アカシア)  マメ科
ハリエンジュ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
互生 高木 落葉 複葉 15m 5月

分布

北アメリカ原産。金竜寺周辺に群生している。他でも多数見ることができる。

樹皮

樹皮は網状に深く割れ、淡褐色。

奇数羽状複葉。小葉は11~21枚、小葉は薄く、長さ3~6cmの狭卵形で先端が窪む。全縁。基部にある一対のトゲは託葉。黄葉する。

葉腋から10~15cmの総状花序を下垂、白色の蝶形花を開く。萼は広鐘形で上部は5裂する。旗弁の基部には黄色い斑点があり、昆虫がどこに口吻を差し込んだらよいかの目印となる。雄しべ10個、雌しべ1個。

果実は5~10cmの豆果。褐色に熟すと2つに裂けて開き3~10個の種子が出る。

名前

別名を針槐(ハリエンシ゛ュ)。当初アカシアで流通、ネムノキ科アカシア属の樹木が流通されるようになり、区別するために贋アカシアと呼ぶ。

メモ  花は甘い香りがして、貴重な蜜源となる
北米原産で明治初期に渡来し、公園・街路樹として広く植栽されている。

ニセアカシア樹皮
網状に深く割れる
16/5/2
ニセアカシア葉
新葉
16/4/22
ニセアカシア花
10~15cmの総状花序を下垂
16/5/9
ニセアカシア花
白色の蝶形花、旗弁の基部に黄色斑点
16/5/4
 ニセアカシア花
下から見ると
16/5/6
 ニセアカシア葉
葉は奇数羽状複葉
16/4/24
 
ニセアカシア実
実は豆果、褐色に熟すと2裂
15/9/11

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