太田金山 樹木散歩

ニワトコ(接骨木)  スイカズラ科
ニワトコ属

葉の付き方 低木/高木 落葉/常緑 針葉/広葉 樹 高 花 期
対生 高木 落葉 複葉 6m 3月

分布

低地から山地にかけての藪や林に普通に自生する。金山山中のどこにでも普通にある。

樹皮

樹皮は灰褐色、古枝はコルク質が発達し裂け目が入る。

小葉5~13枚からなる8~30cmの奇数羽状複葉。小葉は3~10cmの広被針形で先は鋭尖頭、基部は円形。葉縁は鋭い細鋸歯がある。

新梢の枝先に淡黄色の円錐花序が付く。花は3~5mm、花冠は淡緑色で5深裂する。花弁は約2mmで花時に反り返る。雄しべは5個、雌しべの柱頭は暗赤色。

核果で3~5cmの卵球形、6月頃に赤く熟す。

名前

古名「ミヤツコキ゛(造木)」から転訛したものというのが一般的。

メモ

枝を煮詰めてアメ状にしたものを骨折の患部に湿布して治療した。別名セッコツホ゛ク。

葉と花序が同時に芽吹き、ホ゛リュームがあり目立つ。


ニワトコ樹皮
コルク質が発達
16/4/12
ニワトコ新芽
新芽が膨らむ
16/2/29
ニワトコ葉
葉は奇数羽状複葉
16/4/9
ニワトコ花序
葉と花序が同時に展開する
16/3/15
ニワトコ花
花は淡黄色、雌しべの頭柱は暗赤色
16/4/4
ニワトコ花
満開
20/4/17
ニワトコ実
若い実
15/5/14
ニワトコ実
赤く熟した実
17/7/10

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