群馬周辺 野草散歩

オオハクウンラン(大白雲蘭)  ラン科
ハクウンラン属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 互生 白色 7~8月 5~13cm

分布 やや高地の明るい林床などに稀に生える。
茎の下部は匍匐し、茎の上部が斜上する。根は退化してない。茎・花柄・萼片に白っぽい細毛が生える。
葉は卵状長楕円形で長さ9〜13mm、縁がやや波打ち、短い柄があり、基部は茎を抱き、下部に2~4個つく。
細毛のある花茎の先に白色の清楚な花を1~6個つける。側萼片は長さ5~6mm。背萼片と側萼片は基部が合着して鐘形の花筒になり、裂片はほぼ同じ長さで斜めに開き、ふつう細かい軟毛が生え、ときに無毛。唇弁の先端は丁字形となり萼片より長く、爪部は細まり、唇弁の基部は2個の半球状の膨らみの距となり、内部に2個の肉質の柱状突起がある。
蒴果。
名前 発見地の朝鮮半島の白雲山に由来する。
メモ ハクウンランの変種。

オオハクウンラン花

20/8/2
オオハクウンラン花
卵状長楕円形、縁が波打ち、鈍頭
20/8/2
オオハクウンラン花 
唇弁の先端はT字形
21/8/11
オオハクウンラン花
萼片や花茎が淡褐色を帯びる
17/8/1
オオハクウンラン花 
萼片や花茎が緑色のものも多い
20/7/22
オオハクウンラン花 
唇弁の基部は距、爪部に突起がある
20/7/22 
オオハクウンラン花 
白色の唇弁が目立つ
20/7/22
 

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