群馬周辺 野草散歩

ラショウモンカズラ(羅生門葛)  シソ科
ラショウモンカズラ属

タイプ 葉の付き方 花の色 花 期 茎の高さ
多年草 対生 紫色 4~5月 5~25cm

分布 山地の明るい林内に生える。
花茎は直立し、長毛がまばらにある。花後、長い徒長枝がのびる。
葉は長さ2~3cmの葉柄を持ち、心臓状卵円形で長さ2~5cm、鈍鋸歯がある。
花冠は紫色で4~5cm、下唇の中央裂片は大きく、下方に反り返り、濃紫色の斑点があり、先端に開出する長毛がある。萼は筒状で15脈あり、開出毛が生える。萼片は花より濃い赤紫色で花後も目立つ。
分果で、4つのブロックからなる。
名前 ラショウモンは、渡辺綱が羅生門で切り落とした鬼女の腕にたとえたことから、カズラは、花後、走出枝を伸ばすことから付けられた。
メモ 

ラショウモンカズラ蕾
蕾はげんこつのように見える
18/4/9
ラショウモンカズラ葉
葉は心臓状卵円形で粗い鋸歯がある
17/4/26
ラショウモンカズラ蕾
げんこつを突き出したように見える
17/4/26 
ラショウモンカズラ花
一方向に花を付ける
17/5/2 
ラショウモンカズラ花
2~3個まとまり、数段付ける
17/5/10
 
ラショウモンカズラ花
下唇の中央裂片先端に長毛
17/5/2
ラショウモンカズラ花
雄しべ4個、雌しべ1個
17/5/10
 
ラショウモンカズラ花
雌しべの柱頭は2裂
21/5/2
 

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