分布 |
山地の落葉樹林内に生え、本州太平洋側の深山に多い。 |
茎 |
茎は斜上し、上部で枝分かれする。 |
葉 |
根生葉と下部の茎葉は2~4回3出複葉。小葉は卵型で2~3中裂、先は尖り、不規則で大きな鋸歯がある。茎葉は少なく、上部で小型化する。 |
花 |
茎頂と枝先に直径3~4cmの淡紅紫色の花を下向きに付ける。花弁のように見えるのは萼片で7~10枚、中央に雄しべを囲み直立するのが花弁。花弁の先の濃紫色が美しい。雄しべは多数、雌しべは少数。 |
実 |
実は袋果、長さ1.5~2cm、先端にくちばしがある。無毛。 |
名前 |
花が蓮(ハス)に似ており、葉が晒菜升麻(サラシナショウマ)に似ているところからきている。 |
メモ |
日本特産。 |